2020年9月10日木曜日

CBR1000RR(SC57)の整備沼 タンクからガソリンが漏れてる_その2

 CBR1000RR(SC57)のタンクに穴が空いていてガソリンが漏れる件で昨日はタンク外して錆び取り剤を入れて放置まで行いました

再び灯油ポンプでさび取り剤を抜きますが、AZの錆び取りクリーナーはそのまま流して良いらしいので排水溝へ
そのままリンス用にとっておいた1Lの錆び取りクリーナーを投入してシェイクしてリンスし、数時間乾燥させます
上の写真の左下に見えるのが自作蓋、この後も活躍します
右側にタンクキャップが写って今すが、結構サビが目立ちます
錆取り剤で錆が取れると結構大きな穴が空いていました・・・

上の方が浸かり切れないせいか錆が少し残っていますが、この程度なら全然問題ありません
更にこの後タンクシーリング剤でコーティングしますので尚問題無し
タンクを乾燥させている間にサビチェンジャーで赤錆を黒錆へ置換させます
何かと便利なので一家に1個あって良い
ただ、刷毛や筆を使うと1回ですぐに毛先が固まって刷毛が駄目になるので爪楊枝にペーパータオルをちょっと巻いて使い捨てます
問題は無さそうですが何か所か外側からの錆があったので進行止めにサビチェンジ
赤錆に塗ると見る見るうちに黒くなります
ガソリンのドレン部分は結構サビてますが、サビ取り剤に漬けられなかったので、サビチェンジャーで処理します
赤錆っぽいところは見た感じ無くなりました
結構サビていたタンクキャップはネバダルとメタコンで磨いて綺麗になりました
メタコンだけでも大丈夫です(ネバダルの方が安いので併用してます)
メタコンはディスカウントショップで30円くらいで売っている毛の硬い歯ブラシを使うといい感じです
使い古しの歯ブラシは毛が柔らかいのでイマイチ
タンクが乾燥したので冶金用はんだで穴を埋めます
100番の紙ヤスリで塗装を剥いではんだ盛り
穴から指を突っ込んで裏側から触るとハンダが裏側まで通ってちょっと突起になっているのが確認出来ました
盛り上がっているのでヤスリで削ります
私はホビー用のリューターも持っていたのでそれを使いました
写真には写っていませんが、ヤスリ掛けをするときはタンク内に粉が入らない様、養生テープで燃料ポンプ穴は塞いでおきます
あまり削るとまた漏れる危険性もあるし他の部品と接触することは無さそうなので、このへんで止めておきます
タンクシーラーをタンクに放り込んで、タンクをゆっくり回してシーラーを行き渡らせるためにキャップ側はガムテープで留めます
今回使用したPOR-15 Rust Preventive Paintは100mlしかないのでガムテープでも大丈夫だろうと判断
燃料ポンプ側の穴はフチにシーラーが来ない様マスキングした上でシーラーを投入
タンクキャップ側と違ってこちら側は穴が大きいので缶からそのまま簡単に投入出来ました
錆取り剤でも使った蓋を使用
一通り行き渡らせたかなと思ったら蓋を取って、回ってない所を確認しながら全体に行き渡らせます
キャップ部分に液が回らないのでハケで塗りました
赤錆部分はこの後サビチェンジャーで処理しています
冶金はんだした部分にも外側からハケでシーラーを塗ります
ラッカー塗料だとガソリンで剥がれますし、この部分の為だけにウレタンスプレー1本使う(ウレタンスプレーは1回使い始めるとその日の内に使い切らないといけない)のがさすがにアレなので、ガソリンに侵されないシーラーをそのままペイントに使用してみました
見えにくいですが、タンク内側にシーラーが回っています
これでタンクの処理は終了・・・のはず
シーラーの乾燥に4日かかりますが
雨の予報もあるのでゴミ袋を上に被せて庭に放置(笑)


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