2016年10月26日水曜日

10日間九州ツー(4日目)熊本→長崎

九州ツー4日目の熊本です
熊本をエスコートしてくれる知人が「渋滞とか始まるので6時集合で行きましょう」との事
早起きしてネットカフェを出ると怪しい雲行き
ネットカフェの目前にある集合場所に向かおうとしたら突然の豪雨

これではツーリングなんてとてもとても
と、合流したケンちゃんと話をしていたら、通り雨的な雨で止んでくれました
で、スマホの災害情報が入っていたので「阿蘇が噴火したらしいんだけど」と話をしたら「そんなのしょっちゅうですよ」との事
実は30年以上ぶりの大規模噴火だったわけですが、それを知るのはもうちょっと後
箱が防水完璧なのは当然ですが、防水バッグも当然完璧でした
防水バッグ買って良かったですホント
適当なバッグにしていたらゴミ袋カバーをバタつかせながら走るはめになるところでした


本格的な雨は午後からという予報なので、曇天の中、阿蘇の外輪山を西→南→東へと回ってゆきます
さすが日本屈指のツーリングコースと言われるだけあって、実にすばらしい景色が続きます
また、クルージングするのに最適なワインディングが続きますね
この写真を撮った後ろ側には牛が居ました


外輪山を東から北側に回ってきたところ、道路が徐々にぬかるんできます
「コレ、何?」とケンちゃんに聞いたところ、「火山灰みたいですけど自分もこんなの初めてです」という事で、阿蘇北側は早朝の噴火+雨で火山泥がものすごい事に
バイクは歩く様な速度でしか走行出来ません
止まって、カメラを出すとかするだけでも足元が滑ってヤバそうなので、ある程度落ち着いたところで撮影したのが上の写真です
酷いところは白い車が上半分が完璧に灰色になっていました
まぁ転ばなくて良かったなぁ

春の熊本の地震で倒壊した神社です
ここも火山灰で凄い事に
お賽銭箱の周りの地面だけ明るい灰色なのがわかると思いますが、それ以外の暗い灰色は全て火山灰の泥です
TVも来ていたので、どこかに私の雄姿が映っていたかもしれません


火山泥ロ-ドを抜けた後です
火山灰が固まって泥のパックみたいになっています
火山灰はガラス質なので、そのまま拭くと塗装面を傷つけてしまうとかって話をTVで見た事があります

写真ではわかりにくいですが、オイルフィルターに火山灰の泥が堆積して何だかよくわからない形になってしまっています
マフラーは熱で乾燥してしまい完全に固着してしまいました
この後、車用の高圧洗浄コーナーに行って泥を落としました
他にも火山泥を落としに来た車も居て、この後排水溝は大変な事になったんだろうなぁ
概ね泥も落とせて何とかなりました

ケンちゃんが知り合いに来てくれて、フェリー乗り場の近所で美味しいラーメン屋に案内してくれました
こっちもめっちゃウマー(^◇^)


食後、フェリー乗り場に向かいますが、「フェリーに乗る人はこっちー」って感じで、手続きを
ケンちゃん、ここから家までも結構な距離があるのに、今日は本当にお世話になりました
フェリーに乗船するまで、天気は安定していたのですが、フェリーが出向し始めた頃から降り始め、雲仙(長崎)に到着する頃には本降りに・・・


写真ではわかりにくいですね
大問題になった(今でもなってる)諫早湾干拓事業で作られた雲仙多良見シーラインを通過します
この道、南から渡った場合は右手側になりますが、ずっと土手になっていて右側が見えないんですよ(たぶん風対策?)
なので、普通の海岸沿いを走っているのとあまり変わらない感じがしてしまいます

雨が一向に止まない事もあり、そのままホテルへ行きました
事前に確認していた事ですが、長崎3泊を滞在する諫早グリーンホテルはホテルの地下の駐車場を無料で利用出来ます(バイクの場合)
地下ですので、当然屋根付きです
本降りの雨の中、地下までバイクを入れて、荷物やカッパを自由に広げられるのは助かりました
ちなみ走行中に本降りになったのはこの日(しかもほぼ移動のみの午後)だけで、次の日以降は帰宅まで好天が続きます

理由の一つは、台風が来なくなる(来ましたが)季節なども検討した成果もあると思います
あと、そのへんの運みたいなのは良い方かなぁ

ホテルまで駆け込みましたが、この日は夜中まで雨が続いたので外出は諦め、晩メシはフロントで買ったカップメン400円(・_・;)
まぁそんな日もあるさぁ

でも早々にホテル入りしたので、洗濯と荷物の整理が粛々と行えました
洗剤は事前に買っておいたものを持参

諫早グリーンホテルは部屋も結構広いですし、安い、何より地下駐車場が無料で使えるので良いです
建物は古いのでアレですが、従業員の態度もパーフェクトです
次に長崎に泊まる事があったらまた利用するでしょうね

5日目につづく

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