2015年5月16日土曜日

公道グランプリ@サーキットの狼のコースを巡るツー

皆さんはサーキットの狼という漫画をご存知でしょうか?
とういうか、多分タイトルすら知らないという人は居ませんよね?
そのサーキットの狼の中でたぶん一番人気のあったイベントである「公道グランプリ」
コースは実在の道を使っていて、35年経った今でもそのままのコースを走る事が出来ます
最近漫画を持っている知り合いから借りてツーリング計画を練っておりました
(これも聖地巡礼って言うんですかね?)
梅雨の合間の曇り模様の空の下降水確率20%という事でツーリングを決行する事に


公道グランプリのスタートは日の出と同時だったのですが、起きたのが既に7時(笑)
8時には家を出て高速道路を使ってスタート地点へ
漫画のコース図を見る限り、伊豆スカイラインの玄岳近くで道路の東側、朝日が見える広い場所という事になり、該当する場所は玄岳ドライブイン(跡)しかありませんので、ココをスタート地点とします。
ここから伊豆スカイラインになだれ込んだところでガードレールを突き破って飛んで行った車が何台も居た事になってます(^^ゞ

伊豆スカイライン~十国峠の素晴らしいワインディングを通過し、狭く荒れた20号線を経由して箱根峠から芦ノ湖スカイラインへ入ります
入って割とすぐの右手に湖の見える小休止出来る場所がありました
ココがディーノに乗る沖田が吐血した場所って事ですかね
漫画で描かれているワインディングは富士山に向かっているのに後方に富士山が描かれている等、写真等を元に描いているわけても無さそうでしたが、道以外を描く場合は作者が実際に立ち寄ったと思われる風景が描かれている様に思われます

芦ノ湖スカイラインを過ぎると次は御殿場市街地です
市街地は漫画にも登場した場所が出てきます
まずは高速道路の高架下
劇中のコースから、該当するのはココだけなので間違いないですね♪

続いて、暴走族(?)がたむろしていたパラライカというレストランですが、調べたところ残念ながら既に閉店していた様です。
でも、漫画の絵を良く見ると、向かいに「名鉄菜館」という文字が見えました。名鉄菜館、まだ残ってましたよ
ココが暴走族がたむろしていた場所ですね!隼人ピーターソンが3回転スピンターンをした(笑)

この先に御殿場線の高架があって、ここがパトカーと主人公たちが交錯した場所ですね
そんな事を思いながら先に進みます

劇中に何回か「光タクシー」の看板が出てきていて、調べたらありました、光タクシー
劇中まんまの姿で現存しています。特徴的な看板もそのまんまです
この会社の人も劇中に出ている事は知っているのでしょうねきっと

 401号線-246号線-23号線とクランク状に曲がって富士山スカイラインへと進みます
ここから登りの長い直線が続きます。こりゃどうやったってロータスヨーロッパで他のスーパーカーについて行くのは無理っす(^^ゞ
途中から自衛隊演習場の間を通りますが、途中で左右の路肩が下がっているのはこのあたりだけでしたので、ランボルギーニ・ウラッコがクラッシュしたのはこのあたりでしょうか~
 やがて登りのワインディングに入ります。劇中では雪でしたが、この日は霧!
降雪時の様に前が見えません、酷い所では15m先の前走の車のテールランプが見えなくなる程でした
バイクなんで雪だと無理ですが、霧だとなんとなく劇中の雰囲気が有るんだか無いんだか(本人は雪の公道グランプリ雰囲気を感じましたよ)
富士山スカイラインを上って行くと、ちょっと広い場所に出ます。
ここが旧料金所跡で、劇中の折り返し地点の様です。走ってみると意外と近い道のりですが、命がけで走ってくるとキツイ距離なんでしょうね
 折り返し地点から芦ノ湖スカイラインまでは来た道を戻ります
箱根峠からTOYOタイヤターンパイクに入りますが、ここも直線が長いのでロータスヨーロッパには(以下略)
ターンパイクから西湘バイパスに入って登りの渋滞を横目に135号線を南下します
真鶴道路から熱海海岸自動車道に入ります
ココも劇中で波が高く、ハマの黒ヒョウが餌食になったりがけ崩れでピーターソンがリタイヤしましたが、そう思いながら走ると何だか感慨深いです
東洋のモナコと呼ばれる熱海(結構モナコっぽく見えますね、モナコ行ったことないけど)市街地を抜け、熱海城の方に登って行きます
このへんはモロ市街地なので劇中でも描かれていませんし、ルートも確定的ではありませんが、ゴールまでの道で考えるとこのルートが適切そうに思えます
細い登りのワインディングを抜け、さらに細い道を上り続けると、最後はスタート地点の近く、伊豆スカイラインの玄岳ICに着きます

ゴールはこの手前なのですが、玄岳手前で広いスペースは1か所しか無いのでココがゴール地点という事になります
ココをロータスヨーロッパが逆さまになりながらゴールしたんですね
ちなみにこの道はポルシェ・ロータス・ディーノが3台並べる広さはありませんでした(^^ゞ

九州のガキんちょだった頃、まさかこんな歳になって同じコースを走る事があるなんてm当時は夢にも思わなかったので十分に楽しめました
今回はところどころでルートに悩んだり、写真撮影で止まりまくりましたが、今度はノンストップで通して走ってみようかなとか思いました(もちろん安全運転で)
グランプリコースは総距離で180~190kmくらいだったと思います
結構長い直線が多いので、劇中の様な走りをしていたら90分はかからないでしょうね

ゆっくりながらも走ってみて思ったこと
「このコースをロータスヨーロッパで優勝とか絶対無理」

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