とにかく小さな段差でもガンガン来るのでこれはもうフロントフォークのオーバーホールしか無い!と感じていました
で、今日はなんだか雨が降りそうなので、とりあえず状況を見るだけにしようと上を開けてみることに

フォークの上についている黒いキャップは手で回りますので、回して外します
ハンドルを留めている12のレンチでボルトを緩め、ハンドル抜け防止用のリングがフロントフォークの突き出し部分についているので、それを外すとハンドルが抜けます
そこで24ミリのレンチを使ってフォークの蓋を回します
ギューっと力を入れるとネジをナメてしまいそうなので、コンコン叩きながら緩めてみました
上からしっかりと押さえながらネジを抜けばそんなに問題ないのですが、適当に抜くとバネの反動でエライ事になります
片方が上手く行ったからと言って、もう片方を車載のままやると、ネジが抜けた瞬間フロントがドバっと落ち込みますので注意しましよう
私はドバっとやってしまいました(^^;
メインスタントが落ちてもう少しで倒れる所でしたが、何とか支えられてメインスタンドを掛け直しました
先にジャッキで支えておかないと駄目なんですね
もしくはネジは緩めるだけにして、本体からフォークを抜いてからネジを外すか
下のバネは上下があるので注意。写真の状態がそのまま上下となっています。
巻いてる間隔が長い方が上
規定量は一番上から183ミリなのでですが、18ミリくらいしかありません
右は規定量より少し少ない程度です
で、左側のフォークの下の方にあるドレンボルトを抜いて少しずつオイルを抜いて、183ミリになる様に調整します
測る方法ですが、長尺ドライバに定規で測った183ミリの幅にビニールテープを貼って、油面の量を計測します

気味が悪いので一旦この量でテストする事にして、分解した順番と逆の順番で組み上げました(組み上げる時はジャッキを使用)
結果的には段差も問題なく走れる様になりましたがそのうちちゃんと分解してフォークオイルを全交換するつもりです
フォークシールも入手済なので、オイルが漏れる様であればその時に交換します