2021年12月5日日曜日

CBR1000RR(SC57)にグリップヒーター装着


 冬装備と言えば電熱グローブを車体から電源線引っ張って耐寒対策を行ってきたのですが

・電源線付のグローブは不便な所もあるし、いちいち装着するのもやや面倒

・ネイキッドからSSに乗り換えたら減速時とかにハンドルに体重が掛かる事が多くなり、グローブがやや緩い電熱グローブ(冬用グローブ全般)が少しズレる感じがするのが結構気持ち悪い

・晩秋とか初春に「電熱は要らないかな?」と思って出たら帰りが夜になって寒い時に困る

等の理由があった中、たまたま秋用として購入したグローブが優秀で

Amazonのセールで上のグローブを購入したのですが、手の甲側がもこもこ仕様(?)で手のひら側は薄い素材で作られているので操作性が良いというヒートグリップに適したグローブだった事

先日ヤマハの純正グリップヒーターを見たら純正と変わらない太さ!に驚いて、俄然欲しくなったのです

でも、ヤマハやホンダのはスロットルまで一体型なので車種専用扱い
ホンダのはSC57にも使えるらしいのですが、今はハイスロットルが入っているのでスロットル毎交換はしたくない(その上ホンダのは3万円もする)
という事で、以下の情報等を考慮してコミネのを購入

■昔に比べて細くなっているという事で、実際のグリップ直径は以下な感じらしい
 純正グリップ 30~31mm
 ヤハマのヒートグリップ 31mm(たぶんホンダも同程度)
 コミネ 32.5mm
 キジマ 33mm
 以前のキジマ 35mm(私が購入して「こりゃ太すぎる」と諦めたやつ)

スロットル本体を交換しないタイプで一番細そう且つぶっちぎり安いという事でコミネを選択
スイッチは一体型の方が圧倒的にスッキリしますが、ハンドルを持つときに誤ってスイッチを押してしまう事があるという話を聞いたことと、同じ会社のでもスイッチ一体型の値段が倍くらいする事でスイッチ別体型を選択

グリップの着脱にはエアツールが無いと面倒(元のグリップを捨てるならカッター等で切り取って捨てれば良いのですが、今回は一応残しておきたかったので)という事で、電源の処理を行った上で毎度お世話になっている爆走番長(仮名)の所で作業となりました

元々ついてるスイッチの取り付けステーはセパハンには適合しないので、ホームセンターで探しましたが、長いサイズしか売っていなかったので、こんな感じになっています
ここは後からステーを探すなりするつもり

で、爆走番長曰く「配線が美しくない」

という事で引き直していただきました

右側のカウルを通す様にして、変圧ユニットはカウルの中
配線は上の赤い線の沿った感じでシート下まで導入し、テールランプからACCの信号を引いてリレー経由でバッテリーから電源を引いています
グリップ周りはこんな感じでタイラップ留めで配線が暴れない様にしています
クラッチ側は可動しないので楽

で、感想ですが
・電源オン1分程度で暖かくなり始めたのを実感出来て、2~3分もすれば十分暖かい
 →これは手のひら側の革が薄いというグローブの恩恵もあると思います
・グリップは少し太くなるのでサーキットには不向き、ツーリングには良い感じ
・コミネのグローブとのマッチは最高
・見た目は安っぽい&スイッチに目立つ様にKOMINEの文字・・・

・「電熱グローブとどちらが温かいか」と言われれば電熱グローブと即答出来ますが、バイクの操作性が良い点とと予想しない寒さの時に使えるという点がグリップヒーターの良さだと思いました

結論:十分アリです

朝から夜までのロンツーでもしない限りはグリップヒーター+コミネのグローブでしのげそうです

ただし、信号待ちでハンドルから手が離せなくなります(笑)またブレーキやクラッチレバーに指を掛けていると当然指先が冷えるので指を掛けない時間が増えますし、下り坂の曲が道が多い所などブレーキを細目に掛ける必要がある場合は指先が冷えるでしょうね

特にヤマハかホンダの純正品が使える方は、グリップが細い事もあってオススメです(サーキットメインの方がDominoあたりを使うと思うので対象外)


最後にSSの電源供給はあまり余裕が無いとも聞きます

ウチのCBRは元々55Wの常時点灯球(ロービーム)を21WのLED球に交換しているので理論上は34Wの常時消費の省電力化を行っているのでグリップヒーターを抵抗無く選択していますが、これからグリヒ装着検討をされている方は電源供給力には注意してください

あと、ゴムグリップを違い、内側にはプラスチック管が入っているので一度グリップグルーで固めると2度と取れません(取るにはたぶんグリップを割る必要がる)ので、「夏冬で交換しよう」みたいな事は出来ません